仕事

60歳の仕事はどう選ぶ?働き方と相談先を自分の条件から比較

60歳の仕事探しで、ノートPCと手帳を前に相談員と話す男女。相談・検索・地域から探し方を選ぶ。
60歳からの仕事
相談・検索・地域
探し方を選ぶ

更新日:2026年10月15日 / 定年後の人生 編集部

先に、答え。

60歳の仕事は、使える経験、働ける時間、必要な収入を整理してから探すと、求人の条件を比べやすくなります。相談しながら探す窓口と、自分で企業へ応募する求人サイトを分けて選びましょう。

この記事で分かること

疑問がある方は、相談内容に合う窓口へ。

60歳の仕事を選ぶ前に収入と時間を整理する

これまでの肩書だけでなく、担当できる作業から候補を考えます。同時に、働ける曜日と時間、通勤範囲を書き出します。人と話す機会を求める場合も、体への負担と合わせて考えましょう。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

求人を比べるための条件メモ
条件書き出すこと
経験担当した作業、使える機器やソフト、資格。
時間勤務できる曜日と時間、夜勤・休日勤務の可否。
場所通勤時間、移動手段、出張の可否。
収入必要な月の収入と、確保したい勤務時間。
負担と交流立ち作業、荷物、休憩、人と接する時間。

必要な収入が決まっている方は、時給だけでなく勤務時間も比べます。仕事の回数が決まらない働き方では、毎月の収入も変わります。希望の条件を一つだけで決めず、全体を見て選びます。

出典:全国シルバー人材センター事業協会「入会を希望される方は」

出典:厚生労働省「労働条件明示のルール」

60歳の仕事は職種名より、実際に担当する作業で比べる

専門職の経験を使う場合は、必須資格と実務経験を照合します。別の仕事を探す場合は、未経験可の範囲と研修を確認します。次の表は候補を広げる例で、人気順や採用率の比較ではありません。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

仕事の方向と確認すること
方向具体的な確認
経理・会計や管理業務担当範囲、会計ソフト、決算経験などの要件。
施工管理・設計・整備資格、現場経験、移動や出張の範囲。
介護・調理資格の要否、勤務時間、担当作業と研修。
接客・品出し・清掃など立つ時間、持つ物、人と話す頻度、休憩。
地域の短い時間の仕事仕事量、契約方式、継続性、報酬の扱い。

出典:シニアジョブエージェント「よくあるご質問」

出典:全国シルバー人材センター事業協会「入会を希望される方は」

同じ職種でも、職場によって仕事内容と負担は違います。接客や品出しなどを比べたい方は、定年後のバイトの仕事内容と負担も確認できます。

60歳の仕事を探す5つの窓口・求人サイトを比較する

担当者による紹介と、求人サイトからの直接応募は使い方が異なります。全国対応でも、希望する地域や条件の求人があるとは限りません。2026年10月15日に確認した公式案内から役割を整理しています。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

窓口・サイトの違い
候補探し方費用・注意
シニアジョブエージェント専門職中心の転職支援求職者の利用無料。
シニアジョブ 求人サイト企業へ直接応募する求人サイト求職者の利用無料。
マイナビミドルシニア企業へ直接応募する求人サイトサービスの全機能が無料。
ハローワーク 生涯現役支援窓口公的な職業相談・紹介無料。
シルバー人材センター地域の会員による仕事会費あり。金額は各センターで確認。

出典:シニアジョブエージェント「よくあるご質問」

出典:シニアジョブ「求人サイト」

出典:マイナビミドルシニア「よくあるご質問」

出典:厚生労働省「生涯現役支援窓口事業」

出典:全国シルバー人材センター事業協会「入会を希望される方は」

点数や順位は付けず、対象年代、地域、費用、支援の内容で比べます。60歳以上が応募できる求人の件数は、同じ条件で比較できていません。総掲載件数を、そのまま60歳以上向けの求人数と扱わないでください。

シニアジョブのエージェントと求人サイトは、同じ会社の別サービスです。担当者の仲介が必要か、自分で企業と調整したいかで選べます。

出典:シニアジョブエージェント「よくあるご質問」

60歳の仕事を紹介するシニアジョブエージェント

シニアの専門職を中心に、紹介と交渉を相談する

会計、施工管理、整備、医療、調理などの専門職を中心に扱います。電話や面談で希望を伝え、書類作成や求人紹介を相談できます。勤務開始日や年収などの条件交渉も案内されています。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

シニアジョブエージェントの確認点
項目公式案内から確認できること
対象年代50歳以上向け。60代・70代以上も案内。
地域全国の転職支援。
雇用・契約正社員・契約社員・パート等・派遣。求人ごとに確認。
求職者の費用求職者の利用無料。
支援・連絡電話・面談、書類作成、求人紹介、条件交渉。
利用前の注意専門職中心。希望に合う求人を紹介できない場合もあります。

出典:シニアジョブエージェント「よくあるご質問」

出典:シニアジョブエージェント「サービス紹介」

出典:シニアジョブエージェント「求人検索」

出典:株式会社シニアジョブ「会社概要」

未経験の職種へ移りたい場合は、紹介可能かを先に尋ねます。専門職以外の幅広い仕事は、同社の求人サイトも確認できます。登録しても、希望に合う求人の紹介や採用が保証されるわけではありません。

出典:シニアジョブエージェント「よくあるご質問」

運営会社の職業紹介事業者番号は13-ユ-307556です。派遣事業所番号は派13-307083と案内されています。紹介と派遣のどちらの求人かも確認してください。

出典:株式会社シニアジョブ「会社概要」

60歳の仕事を探すシニアジョブ求人サイト

シニア向け求人を検索し、企業と直接やり取りする

50歳以上向けの求人を、勤務地や仕事内容から探すサイトです。応募者と企業が直接やり取りする方式です。オファー受信や、履歴書・職務経歴書の自動作成機能もあります。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

シニアジョブ 求人サイトの確認点
項目公式案内から確認できること
対象年代50歳以上向け。求人ごとの条件確認が必要。
地域全国の求人を地域で検索。
雇用・契約正社員・パート・派遣等。求人ごとに契約方式を確認。
求職者の費用求職者の利用無料。
支援・連絡求人検索、オファー、メッセージ、書類自動作成。
利用前の注意エージェントとは別サービス。個別の紹介や交渉の仲介とは異なります。

出典:シニアジョブ「求人サイト」

出典:株式会社シニアジョブ「求人サイトのサービス紹介」

出典:株式会社シニアジョブ「会社概要」

求人サイトの利用を、担当者による紹介や交渉と混同しないでください。50歳以上歓迎でも、60歳の自分が応募できる条件かは別に確認します。資格、経験、勤務時間を求人ごとに読みます。

出典:シニアジョブ「求人サイト」

出典:株式会社シニアジョブ「求人サイトのサービス紹介」

運営会社は、シニアジョブエージェントと同じ株式会社シニアジョブです。会社概要には、特定募集情報等提供事業者の登録番号も記載されています。番号は51-募-000896です。

出典:株式会社シニアジョブ「会社概要」

60歳の仕事を探すマイナビミドルシニア

シニア世代の求人を地域・時間・経験から絞り込む

40代・50代・60代を中心とした求人サイトです。地域や働く時間、経験などから求人を探せます。自分で比較して企業へ応募したい場合の候補になります。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

マイナビミドルシニアの確認点
項目公式案内から確認できること
対象年代40代・50代・60代を中心に案内。
地域全国の都道府県から検索。
雇用・契約正社員・契約社員・パート等・派遣・業務委託。
求職者の費用サービスの全機能が無料。
支援・連絡求人検索、応募、オファー、条件に合う求人の通知。
利用前の注意求人広告への直接応募です。担当者による紹介や条件交渉を前提にしません。

出典:マイナビミドルシニア

出典:マイナビミドルシニア「よくあるご質問」

出典:マイナビミドルシニア「掲載のご案内」

正社員、契約社員、パート・アルバイト、派遣などの掲載があります。業務委託も扱うため、雇用される仕事かどうかを確かめます。業務委託の報酬を、雇用契約の給与と同じものとして比べないようにします。

出典:マイナビミドルシニア「掲載のご案内」

公式FAQでは、求人広告から企業へ直接応募する方式と説明しています。個別担当者による紹介や条件交渉を前提にしないでください。求人の応募条件や連絡方法は、掲載企業ごとに確認します。

出典:マイナビミドルシニア「よくあるご質問」

60歳の仕事を相談できるハローワーク

概ね60歳以上は生涯現役支援窓口を確認する

生涯現役支援窓口は、概ね60歳以上の方の就労を支援する窓口です。全国の主要なハローワークに設置され、相談などを無料で利用できます。全ハローワークに専用窓口があるわけではありません。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

ハローワーク 生涯現役支援窓口の確認点
項目公式案内から確認できること
対象年代概ね60歳以上。窓口ごとの条件を確認。
地域全国の主要なハローワークに設置。
雇用・契約紹介先の雇用条件を求人ごとに確認。
求職者の費用無料。
支援・連絡職業相談・紹介などの就労支援。
利用前の注意全ハローワークに専用窓口があるわけではありません。予約や受付を事前に確認します。

出典:厚生労働省「生涯現役支援窓口事業」

出典:ハローワーク「仕事をお探しの方へのサービス」

来所前に、利用できる窓口、対象年齢、受付時間や予約の要否を確認します。55〜59歳の方も、一般のハローワークで職業相談ができます。専用窓口の対象か分からない場合は、近くのハローワークへ尋ねてください。

出典:厚生労働省「生涯現役支援窓口事業」

出典:ハローワーク「仕事をお探しの方へのサービス」

仕事を決める前でも、経験や希望条件をメモにして相談できます。何から始めるか迷う場合は、求人の探し方や応募の進め方を確認しましょう。相談や紹介が、そのまま採用を保証するものではありません。

60歳の仕事の候補になるシルバー人材センター

60歳からの地域の仕事は、会員条件と契約を確認する

入会は、原則60歳以上で働く意欲がある方などが対象です。住んでいる市区町村のセンターで説明を受け、会費などを確認します。健康状態や仕事の内容が自分に合うかも相談してください。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

シルバー人材センターの確認点
項目公式案内から確認できること
対象年代原則60歳以上。居住する市区町村のセンターへ。
地域住んでいる地域のセンター。
雇用・契約請負・委任、派遣、職業紹介など。仕事ごとに確認。
求職者の費用会費あり。金額は各センターで確認。
支援・連絡地域の仕事の案内。契約方式は仕事ごとに確認。
利用前の注意希望の仕事、就業日数、一定収入の保証はありません。

出典:全国シルバー人材センター事業協会「入会を希望される方は」

出典:全国シルバー人材センター事業協会「事業の概要」

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

シルバーの仕事で確認する契約
方式確認する違い
請負・委任仕事を完成・遂行する方式。雇用契約とは異なる。
労働者派遣派遣元と雇用契約を結び、派遣先で働く。
職業紹介紹介を経て、求人者と雇用契約を結ぶ。

出典:全国シルバー人材センター事業協会「入会を希望される方は」

出典:全国シルバー人材センター事業協会「事業の概要」

仕事の希望、就業日数、一定した収入が保証されるわけではありません。毎月必要な収入がある場合は、仕事量と報酬の見通しを確認します。必要な勤務時間を確保したい方は、雇用の求人も合わせて比べましょう。

出典:全国シルバー人材センター事業協会「入会を希望される方は」

シルバー人材センターの入会・契約を詳しく読む

地域での人との関わりを考える入口にもなります。ただし、どの仕事にも交流が多いとは限りません。一人で行う作業か、複数人で行う作業かを尋ねられます。

60歳の仕事の探し方を経験・時間・収入・交流から選ぶ

次の表は、希望から最初の行動を選ぶための目安です。特定のサービスを優先する順位ではありません。条件に合わなければ、別の探し方も使えます。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

希望に合わせた最初の一歩
今の希望確かめる候補確認すること
専門経験を生かしたいエージェント、ハローワーク経験と資格に合う求人があるか。
短時間の仕事を探したい求人サイト、ハローワーク週の日数、1日の時間、通勤と休憩。
必要な月収を確保したい雇用の求人を扱う窓口・サイト給与だけでなく、勤務時間と契約の継続性。
地域で人と関わりたいシルバー、地域の求人会費、仕事量、交流の有無、作業の負担。
企業と直接相談したいシニアジョブ求人サイト、マイナビミドルシニア応募条件と、連絡・面接調整の方法。

仕事を選ぶ目的が複数あるなら、外せない条件を二つほど決めます。たとえば「夜勤なし」と「通勤できる範囲」から絞る方法です。これは条件を整理する例で、採用や収入を保証する方法ではありません。

交流が主な目的なら、仕事だけに絞る必要はありません。地域のボランティアも、無償の活動として別に検討できます。

60歳の仕事の応募前に、書面と連絡方法を確かめる

職歴、資格、勤務時間の希望を短いメモにします。分からない条件を残し、担当者や応募先へ確認します。電話を受けられる時間や、連絡方法の希望も伝えられます。

表が画面に収まらない場合は、左右に動かして読めます。

応募・入社前の確認票
項目確認すること
応募条件年齢表示だけでなく、必須資格や経験を満たすか。
契約方式直接雇用、派遣、請負・委任、業務委託のどれか。
仕事内容と場所担当作業、変更の範囲、移動や持ち運ぶ物。
時間と収入勤務日数、休憩、残業、給与や報酬、交通費。
契約の期間期間の定め、更新の条件や上限。

出典:厚生労働省「労働条件明示のルール」

出典:全国シルバー人材センター事業協会「事業の概要」

内定後も、求人票だけでなく労働条件の書面を読み合わせます。求人広告と説明が違う場合は、契約前に確認してください。仕事探しを進める方は、再就職の応募書類と手順も読めます。

出典:厚生労働省「労働条件明示のルール」

60歳の仕事選びでよくある質問

シニア向けなら65歳でも必ず応募できますか

サービスの対象年代と、一つひとつの求人の条件は別です。年齢、経験、資格、働ける時間を個別に確認します。

60歳で専門職の経験がなくても相談できますか

ハローワークで希望する仕事や応募の進め方を相談できます。求人サイトでは、経験不問の求人も個別に確認できます。専門職中心の紹介サービスには、紹介可能な職種を先に尋ねましょう。

出典:ハローワーク「仕事をお探しの方へのサービス」

出典:シニアジョブ「求人サイト」

出典:シニアジョブエージェント「よくあるご質問」

シルバー人材センターなら毎月同じ収入になりますか

一定した収入や就業日数の保証はありません。生活に必要な金額がある方は、契約方式と仕事量を確認します。

出典:全国シルバー人材センター事業協会「入会を希望される方は」

60歳の仕事探しで、今すぐ応募しなくてもよいですか

まず条件を書き出し、相談や求人の確認から始められます。働く時間をまだ決めていない方は、定年後の過ごし方から整理する方法もあります。

出典・確認した一次資料

個別の契約や制度の適用は、担当する公式窓口に確認してください。

次に知りたいことから、もう1本。

接客・品出し・ホール・清掃・調理補助。作業と負担で比べる。 →肩書を作業の言葉に変えて、求人探しと応募相談につなげる。 →事務・販売・施設管理など地域の仕事。入会と契約の形を知る。 →

バイトの具体的な候補と探し方を見る

暮らしの入口に戻る